COLECCIÓN ROBERTO POLO 2

美術館、博物館を見て回るのは好きなのですが、
ヨーロッパでは、まずその建物自体が壮大で荘厳だったり、
古い邸宅や、アーティストの住まいだったり、それだけで、楽しさ倍増ということも多く、
特にクエンカにある美術館は、旧市街は世界遺産なため外観をいじることはできないので、
内装をリフォームしつつ、でも、古い建物の良さを残し、屋内の空気を、屋外の旧市街の空気に
合わせている、ところが、好きなのです。
この教会も木張りの天井はオリジナルのままで圧迫感をなくすためにすべて白く塗っただけなのだそう。

ステンドガラスから光が入る礼拝堂と 作品群。

気になったコレクションをいくつか。。
Josef Hoffman作
ヨーゼフ・ホフマン(オーストリア人・1870年12月15日 - 1956年5月7日)
オーストリアの建築家、デザイナーで、ウィーン分離派の中心メンバーの一人。

これもヨーゼフ・ホフマンの作品。

そして 目がクギ付けになったのがこれ。。
ピカソの ドンキホーテとサンチョパンサ
これは、とても有名な絵。。 版画ではなくて、墨で書いた絵。
こんなものまであるとは、トレドのエクスポジションは、一体どんなものがあるのだろう?!

絵及び椅子・テーブル、Koloman Moser作
コロマン・モーザー(オールトリア人・1868年3月30日-1918年10月18日)デザイナー。ウィーン分離派。
ヨーゼフ・ホフマンとコロマン・モーザーは二人ともオーストリア人で、ウィーン分離派のメンバー。
ウィーン分離派とはクリムトを中心に結成された新進芸術家のグループのこと。
2018年の夏に滞在したウィーンで初めて触れた、ウィーン分離派の作品群。
初めて見た、クリムトやシーレ、そしてオットー・ワーグナーの建築物とエクスポジション。
滞在中に、少し調べて、作品を見て回ったのでした。
なので、今回は、オーストリア人アーティストに目がいってしまった。。

そしてこの展示スペースの素晴らしいのは この 眺め。
収集家のロベルト・ポロ氏がクエンカの虜になるのも納得☆

2階に上るとこの眺め。。


この色がついた部分はオリジナルのままなのだそう。
綺麗な教会だったんだろうなぁ。。

1階にテーブルセットがあったその上のスペースからもクエンカの岩肌が見える。。
1年以上ぶりの 美術館見学。 やっぱり いいなぁぁ。。
見学者が6人ぐらいしかいなかったから 安心してみることができたのもあるけれど
やっぱり クエンカの美術館は 良い☆
アーティストが集まるのがわかる気がする。(* ´ ▽ ` *)
ラマンチャ地方では今は美術館などは人数制限を設けているものの通常営業。
それでも、なかなか 入るのはためらってしまうけれど。。
でも、気分転換になったのは確か。
このエクスポジションは、まだいつまでやるかも決まっていないそうなので、、
また 平日にでも覗いてみようっと。


