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Mota del Cuervo(モタ・デル・クエルボ)

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まだこんなに寒くなる前の先週の話・・

クエンカ郊外に用事があったので、その帰り道に観光を・・♪
こちらの人たちには見慣れた、日常の景色なのだろうけれど
私はここを通るたびにカメラを向けてしまう。

ラマンチャの白い街並みの奥に見えるのは・・・・ 風車


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この村には、実は、美味しいパンを買うために立ち寄ったのだけれど
少しブラブラするとこんな看板が。

Ruta de Don Quijote  ドン・キホーテの道(ルート)

ドン・キホーテは物語なのですが、ラマンチャ地方を舞台に旅をする
ドン・キホーテの物語上のルートにこの村も入っているのです。

赤いマークが立ち寄ったとされる村。
クエンカ県の南西部と、アルバセテ県の西部とシウダ・レアル県の東部と、トレド県の東部が舞台。


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小さな村だけれど立派な村役場と広場。


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村の脇にある小高い丘を登ると風車。


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風車(物語上では、Gigante・ヒガンテ・巨人)に向かって戦いを挑む ドン・キホーテ
と サンチョパンサ。

でも、物語に出てくるのはここではなくてシウダ・レアル県にある風車群。


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いくつかある風車のうち、ここは、村の人たちの、「風車友の会」? のもので
昔ながらのラマンチャ風の家具や装飾品なのが展示(たぶん普通に使っている)されていました。

粉を挽く様子を再現している風車もあります。


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ドン・キホーテとサンチョパンサの他にもう一体あるこの像は・・
ん? もしかして、ドン・キホーテが恋におちた ドゥルネシア・デル・トボソ??

風車も巨人に見えてしまったドン・キホーテは、
とあるラマンチャ地方の「田舎者(女)」(←こういう描写なのです)を、
可憐なお姫様だと信じきってしまう(中身はとても優しい女性)のです。

この銅像が誰だかはわからないけれど、これは典型的なラマンチャの女性像。。

頭にはスカーフをかぶり顎の下でぎゅっと縛り、エプロン姿 で この立ち方。。(^∇^)
今でも、特に小さな村ではこういう女性が井戸端会議をしてるんです。。。 ふふふふふ
やっぱり ドゥルネシア姫なのかな〜??


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お腹が空いたのでランチを。
前菜は、ミガスを。 

ミガスはパンを水に浸し絞り炒る料理。
地方によって入れる材料が違うけれど、ここのは、クエンカ県なのもあってクエンカ風。
チョリソ入りで、目玉焼きがのっていました。


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そして、ソロミージョ(ロモ)のペッパーソース。。
でも、やっぱり、ソースに、青カビのチーズが入っていた。。(私は苦手なのです。。)


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パステル デル サルモン。
サーモンと野菜、卵、生クリームを混ぜて蒸したもの。
これがとても美味しかった!!

デザートも食べて、お腹いっぱい。 

少し続きまーす。


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Comments 2

Mchappykun2  

ドンキホーテの話は知っていますが、小説は子供の頃読み始めて、途中で挫折した記憶があります。
素朴な村(街?)の感じが良いですね!
最後のサーモンの一皿、確かに美味しそう!蒸して作るのですか。作って見たいです。クリスマスの前菜に良いですね。

2019/11/12 (Tue) 17:56 | EDIT | REPLY |   
asu
asu  
Re: タイトルなし

Mchappykunさん
ドン・キホーテは架空の人物なんですが、こちらではすっかり実在の人物並みに、皆に愛されています。
このサーモンのプディンみたいなやつは、スペインではよくある料理なんです。
特に、北のアストゥリアスやバスク地方では、魚介のプディンが郷土料理なのです。
生クリームと卵と魚介を蒸すんですが、ふわっとしてムースのような感じです。

2019/11/12 (Tue) 21:21 | EDIT | REPLY |   

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